今回は約2年前にブログで紹介したタミヤのシャーマン戦車の塗り直しをしたいと思います。
この模型、紹介したのは2年前だけど製作は3年前なんだよね。
戦車模型を始めて3台目の車輌です。
履帯にひび割れが出来、ホチキスでとめた記憶が。
飾っている場所がホコリ避けの無い棚に置いているので、フィギュアと車体がかなりホコリまみれです。
当時は缶スプレーで塗装した後に荷物を筆塗りしていたなぁ。
懐かしや~。
なんか単に塗り直しをしても面白く無いので、ちょっと手を加えてみようかな。
用意したのはコレ。
タミヤのプラ棒2㎜と
エバーグリーンのプラ棒H鋼型を用意しました。
そして、こんな感じに取り付け。
車体側面にH鋼を溶接(接着)し、ラックを増設しました。
因みに、車載品は取り外せる物は出来るだけ外しました。
マイナスドライバーでガシガシバキバキと…。
荷物の接着跡が見える。
話を戻して、車体側面の増設ラックの構造は以下の感じ。
作りはイマイチだが、より多くの荷物を搭載出来るぞ!!
ほぼ車体と同じ長さのラックです。
両側面に増設。
そしてこのラックに載せる物は…、
そう、土嚢さ。
おお!良いじゃんこの感じ。
土嚢は石粉粘土で製作。
スケールや造形はもちろん適当!!
戦場でそんな事を考える暇は無い!
スピードと雰囲気が大事。
積めるだけ詰め込め!
急げ、粘土が固まる!!
さらにタミヤ製の車載品をドンドン搭載だー!
何!?積込過ぎて燃費が悪くなるだと?
ならば…。
ドラム缶を2つ搭載!
これで燃料切れの心配が無くなるゾ。
違うそうじゃないの声が聞こえたかもしれないが、私は気にしない。
少しの迷いが命とりだ!
砲塔にも沢山荷物を搭載したゾ。
取り付け方は、気にするな!
いざ、塗装へ出陣!!
塗装(ミッション)完了。
ガンナーはやられてしまったが、帰還する事が出来た。
見よ、この勇姿を!
予想より出来が良くて少し動揺している私がいる!
……、なんか疲れたので口調を戻します。
この荷物満載感がまさしく私が思うアメリカの戦車です。
まあ、これ程満載した車輌があったか不明ですが。
雰囲気って大事ですね。
土嚢はさすがに自作ですが、その他の車載品は全てタミヤのキットからの流用です。
造形が良いので色が着いただけでも良い雰囲気が出せますね。
基本色はUSダークグリーンを使用しました。
容器に入った色は茶色っぽいですが、塗装してみたらちゃんと緑色になってくれます。
次に土嚢はヘンプという色。
ウォッシュカラーやピグメントを重ねていたらこんな暗い色になりましたが、本来は容器に入っている様な色になります。
バッグやシートの色にはカーキ、グリーンを使用。
テクスチャーには以下の塗料を。
モデルウォッシュのブラックをエアブラシで全体に吹き付けました。
そしてピグメントを着けました。
ピグメントの勝手がよくわからなかったので、何回か、モデルウォッシュからのくだりを繰り返して色合いを調整しています。
荷物を固定する為(接着しているが)ロープをかけてみました。
塗装に関してはこんなところ。
以下、完成品の写真をどうぞ。
砲塔には星型のデカールを貼りました。
キットに付属していたフィギュアも並べて。
この様子を伺う感じが雰囲気あってグッドです。
フィギュアと並べると進撃している感じになります。
お色直しをして生まれ変わったシャーマン、以前と雰囲気が変わりカッコ良くなって本当に良かったです。
3年前の作品とは思えないでしょ?
以上、タミヤ シャーマン戦車塗り直しでした。