前回フィギュアの製作をして、ふとこれまで製作したフィギュアを振り返ってみました。
写真は過去に製作したフィギュアから最新に製作したフィギュアを適当に集めてみました。
戦車模型を製作し初めた頃、付属しているフィギュアは正直模型のおまけとしか思っていませんでした。
戦車模型を初める前はガンプラを製作していました。
塗装というか、最後につや消しを吹く程度の事しかありませんでした。
当然、フィギュアに限らず戦車模型も細かい色分けなど出来ず缶スプレーで主に一色塗り(黒色や緑色)していました。
全身緑にするとグリーンアーミーみたく面白くもありましたが、戦車の色分けが進むごとに人形にも色を着けてみようと思いました。
当時缶スプレーの塗装をしていたので、筆塗りをしようにも塗料が無く、リアリティーの無い作品になりました。
それからタミヤカラーを買い集めました。
上の写真の左側から右にかけて新しく塗装を行っています。
右に行くにつれて、フィギュアの服装や表情の情報が確認出来る様になります。
この頃になると一度塗装した後にスミ入れ塗料を塗って陰影をつけたりしました。
フィギュアによっては暗くなりすぎるので塗らなかったり、薄く調整しながら塗装していました。
最初に塗り初めたフィギュアと最近に塗ったフィギュアを比べて。
塗装色が増えた事により、フィギュアの完成度が格段に違います。
まるでモノクロから正しくカラーに変わったような。
現在、タミヤカラーからファレホを使いフィギュアの塗装を行っています。
別に何を使おうと変わらないのですが、いや、塗料の特性については置いておく。
今までの塗装方法と異なるのは、一度塗った後更に色を塗り重ねています。
まあ、雑誌やネットに作品を掲載されているモデラーさんにとって、工程は違えど行っている事だと思います。
もしくはそれ以上に色を調整し、塗り重ねているのでしょう。
しかし、当時のずぼらな自分にとって考えられない事でした。
色を塗り重ねる工程は自分の模型製作にとっての進歩と言えます。
スタートから現在まで、一体何体のフィギュアを塗って来たのだろう。
おかげで車輌に乗せた時、リアルな雰囲気を感じられます。
リアルなフィギュアの姿や表情も戦車模型を引き立たせる重要なパーツだと感じられます。
決して模型のおまけでは無いと思います。
色が増え、塗装出来る範囲が広がると楽しくなってきます。
フィギュアの塗装が苦手という方も挑戦してみては?
以上、番外編でした。