ボーダーモデル ドイツ88mm砲 Flak36
いまさらですが、気付いたら年越してた…。
今回も88mm砲の製作でメーカーはボーダーモデル。
プラモデルの箱では珍しく紙製では無く、缶の箱になっている。

前回の作品と同じく台座付きの作品。
作品の異なる点はダークイエローのアフリカ軍団仕様ではなく、白一色の冬季迷彩仕様。
(箱絵の様に塗装した)

キット付属のフィギュアも冬季仕様になっている。
タミヤのキットと比べるとパーツ量が多い分、細かい造形となっている。

作りやすさであればタミヤの方が良いが、ボーダーモデルでは3種類の防盾と防盾無しのタイプを選択出来る。

但し、バリエーション毎に取付パーツが異なるので組立説明書をよく読む必要がある。
今回の作品で選択した防盾は特に注意が必要。
砲身に取り付ける防盾は当然ながら、砲身の架台は防盾無しタイプのパーツを選択しなければならない。
後に取り付けるパーツが干渉してしまう為。
作品では誤って防盾有りのパーツを取り付てしまった。

やり直しが出来ないので、干渉パーツを加工してそのまま組み立てた。

塗装色は前述の通り、白一色の単色迷彩。
下地にパンツァーグレーで塗装後に敢えて色ムラが出る様に塗装した。
その後にモデルウォッシュの黒を全体的に吹き付け、色味を調整しながら白色を再度塗装。
フィギュアの服も同様に陰影を意識しながら塗装した。

台座は前回の作品と同様にリキテックスのセラミックスタッコを下地にファレホのウェザリングエフェクト(雪)を使用して仕上げた。
タミヤキットでの作品と並べると当然ながらアフリカ軍団仕様と冬季仕様と使われた場所が異なるのでカラーリングや装備の違いがある。
造形的には旧型のキットであるがパーツ量が少ないタミヤキットと比べて新しくパーツが多くて細かいボーダーモデルの方が見応えがある。
しかし、作り易さで言えばやはりタミヤのキットになる。
仕様のバリエーションは少ないが、組み立て説明書が分かり易い。
パーツの選択に迷わず組み立てを行う事が出来る。
防盾のバリエーションについて形状の違いはあるが、大砲そのもののシルエットは変わらないので、防盾無しタイプの方が更に作品の差別化が図れるだろう。

以上、ボーダーモデル ドイツ88mm砲 Flak36でした。